スダジイ
2014年4月15日 鹿児島県熊毛郡屋久島町永田 瀬切橋
[ブナ目ブナ科シイ属]
学名:Castanopsis sieboldii
分布:本州(福島県、新潟県以西)、四国、九州、沖縄、済州島
 別名イタジイ、ナガジイ。照葉樹林を代表する常緑高木で直径3m、高さ30mほどの巨木になり、板根(根の一部が地上に盛り上がって板状になること)が発達することもある。材は硬く、シイタケのほだ木の他、建材や家具材としても使われる。「椎木(しいのき)」と言えば一般に本種のことで、どんぐりの仲間で実は甘みがあり、煎って食べると美味しい。

 花期は5〜6月、クリの花に似て独特の匂いを発し、ニホンミツバチの分蜂とほぼ重なることもあり、彼等にとって欠かせない蜜源植物の一つである。
2010年3月27日 鹿児島県大島郡瀬戸内町

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