*******YNAC主催自然観察会*******

 
YNAC(屋久島野外活動総合センター)の主催で地元の人向けに自然観察会が催されました。今回の観察地となった西部林道川原の周辺は、民有地でありながら世界自然遺産に登録された所で、昔使っていた歩道や炭焼釜の跡などが残っています。

 アコウの木の下で記念撮影。サルのように木に登ったりぶら下がったりして、童心に帰って楽しんでいる人達もいました。  
 ここは眼下に海が見下ろせるとても景色の良い所です。でも急斜面で一歩間違うと転げ落ちてしまいそうです。後ろの岩は真中に穴が空いていてトンネルになっています。どうしてこんな風になったのか自然の不思議さに驚かされます。

 2月8〜9日のガイドセミナーの時に結成されたタヌキ調査隊も参加して、タヌキの溜糞(タヌキは一箇所に糞を溜める習性がある)を数箇所発見し、何を食べているかなど調査しました。
 


【タヌキの溜糞】

 調べたところ、この時期熟してたくさん落ちているシャリンバイの実を中心に、センダンの実、リュウキュウマメガキの実、サワガニなどを食べているようです。

屋久島だよりトップページ