*****Phil and Sabu Duo improvisation*****
in Yakushima concert
屋久島環境文化村センター映像ホール

 
improvisationとは、あらかじめ用意された楽曲が存在せず、すべてがその場その時に創造される即興演奏の世界です。なにがおこるか解らない、不思議な音の世界を楽しみました。

日本屈指のパーカッショニスト
フリージャズを通して国際交流を行う第一人者
豊住芳三郎
Yoshisaburou Toyozumi(ドラムス、パーカッション)

 1965年プロデビュー、高柳昌行(guitar)、日野皓正(trumpet)、渡辺貞夫(sax)、山下洋輔(piano)等と共演。'72年、欧州滞在、在欧の多くのミュージシャンと共演。'79年、ドイツ・メールス・ジャズフェスティバルに招待され、後、アフリカ、中近東、インド、ネパール、パキスタン、東南アジアへ音楽研究の旅。帰国後、沢井一恵(琴)、小杉武久(violin)、高橋悠治(piano)、佐藤通弘(津軽三味線)等と共演。'83年、大野一雄(舞踏)、白石かずこ(詩人)とドイツ・ブッパータル音楽祭へ招待。'88年、カナダ・ヴィクトリアビル祭に、L. スミス(trumpet)、F. V. ホーフ(piano)とのトリオで出演後、国際交流基金の派遣で自己のトリオを率いてカナダ・ツアー。'89年、ベルギー・アントワープ音楽祭招待。韓国音楽祭招待。'92年、カナダ・ヴィクトリアビル祭とバンクーバー・ジャズ祭招待。'85年以降、F. V. ホーフ、N. ローゼンバーグ(reeds)、T. コラ(cello)、J. ジャーマン(reeds)等、海外の名だたるアーティストを精力的に個人で招聘、共演、日本への紹介を続け今日に至る。自己のリーダーアルバム4枚を含め、50数枚のレコード、CDの吹き込みがある。
ヨーロッパを代表するイギリスの即興演奏家
フィル・ミントン
Phil Minton(ヴォイス・パフォーマー)

 1940年イギリス、トーケイ生れ。15歳よりトランペットを始める。'60年代半ば、ロンドンに進出、マイク・ウエストブルック・オーケストラを中心に様々なセッションを行う。以来100枚以上のCD、レコードをリリースしている。'88年にはインターナショナル・ジャズ・フォーラム・マガジンのヨーロッパ最優秀男性シンガーに選ばれている。その洒脱なステージは、トランペッター、ヴォーカリストとしては、ルイ・アームストロング以来と評されヨーロッパでは絶大な人気を誇っている。

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