****ノンポスト汚染研究委員会ワークショップ****

 環境庁屋久島世界自然遺産センターにて、「第3回ノンポイント汚染研究委員会ワークショップin屋久島」の公開セッションが開かれました。

座長:永淵 修(福岡県保険環境研究所)、駒井 幸雄(兵庫県県立公害研究所)
09:00〜09:05 挨拶:國松 孝男(滋賀県立大学環境科学部)
09:05〜09:50 屋久島の自然環境:田村 省二(環境庁屋久島世界自然遺産生態管理官・自然保護官)
09:50〜10:35 屋久島の森林管理について:井上 正(林野庁九州森林管理局屋久島森林環境保全センター自然遺産調整官)
10:45〜11:05 屋久島の水環境:井上 隆信(岐阜大工学部)
11:05〜11:25 ランドサットTMデータを用いた屋久島の植生変化:永淵 修(福岡県保険環境研究所)
11:25〜11:45 北海道における畑作・酪農と河川への栄養塩流出:山本 浩一(北海道大学大学院)

 特に井上隆信さんと永淵修さんの研究は、屋久島の自然環境に深く関るものです。井上さんは各河川の水を取り、pHやイオンなどの調査をし、酸性雨などの影響を指摘していました。屋久島では、継続的な河川水質のモニタリングが特に重要であると指摘していました。永淵さんは衛星で撮影された画像を使った調査と、屋久島のいろいろな場所で大陸から飛来する汚染物質の調査をし、森林に対する影響を指摘していました。酸性物質およびオゾンが、屋久島の植生にどのような影響を与えるかという解析です。


永淵さんの発表

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