******縄文式土器を作る(その1)******

 その日は久し振に朝から快晴でした。お弁当とお茶を用意して、家族みんなで車に乗り込みました。15分程で目的地のO氏の家に到着。なんと縄文土器を作るのです。20名程集まり、みんな思い思いに粘土をこね始めました。久し振りの感触に大人達の顔はほころび、童心に返っていくようでした。1時間くらいこねてからいよいよ成形です。ここからが腕の見せ所。さっと作り上げてしまう人、途中で予定を変更してお皿を作ったり、オカリナやオブジェを作る人。また何度も何度も作り直して納得のいく物を作ろうとする人。本当に様々でした。こういうところにそれぞれの性格が表れるのかなと思いました。私(香里)はというと、こだわりきれず、適当に妥協してしまいました。おおざっぱな性格が災いしてしまい、反省しています。大然は最後まで粘り、かなり満足しているようです。この二人の正反対な性格が、夫婦のバランスをうまくとっているようです。(^_^) しかしこの土器作りははまりそうです。

 今回作った土器は、乾燥させてから野焼で焼き上げる予定です。どんな作品に仕上がるか楽しみです。野焼の様子は(その2)でお知らせします。

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