2000年9月25日
安房
  フヨウ
<芙蓉>
Hibiscus mutabilis

[アオイ科フヨウ属]

分布:四国(高知県南部)、九州(南部〜屋久島)、沖縄、中国、台湾

開花期:7〜11月

用途:庭木

 落葉低木。暖地の沿海地に生え、高さ1〜4mになる。花は直径10〜14cmの大輪で一日でしぼむ。スズメガの仲間がよく蜜を吸いに来る。屋久島では秋がフヨウの花の最盛期。県道沿いなどの開けたところに、淡い紅色や純白の美しい大輪の花を咲かせている。フヨウの花と言えば美人のたとえ。樹皮は大変丈夫で、水にさらして紙や布の原料に使われてきた。

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