2000年5月18日
安房樋ノ口
  ガンゼキラン
Phajus minor BLUME

[ラン科ファイアス属]
この属はエビネ属に近縁で、日本南部より熱帯アジア、インドネシア、ニューカレドニア、ヒマラヤを通り、マダガスカルまでの広い範囲に渡って約30種が知られている。日本には他にカクチョウランがある。

分布:紀伊、東海道、伊豆諸島、四国、九州

開花期:5〜6月

 暖地の林中に生育する常緑多年草。葉は幅の狭い長楕円形で長さ20〜20cm、幅5〜8cm、深緑色で先端は尖り、縦に数個の肋(ろく)がある。花茎は茎の基部から側生し、高さ40〜80cmでまばらに5〜20個の花をつける。花は淡黄色で全開せず、がく片は花弁とともに狭長楕円形で先が鈍く、長さ3〜4cm、幅1〜1.5cm、唇弁は倒卵くさび状で少し内に巻き、縁は褐色を帯びる。基部には長さ7〜8mmのけずめがつく。葉に黄斑が入るものをホシケイランと呼ぶ。

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