JO6UTD & JO6UTE


固定局のアンテナ
   私たちは1994年にHAMの免許を取りました。始めは144MHz帯と430MHz帯のデュアル運用ハンディー機を2台買い、専ら二人の連絡用だけに使っていたのですが、いつの間にかエスカレートして無線機も増え、一頃は3.5MHz帯から1200MHz帯まで大勢の局長さん達と交信を楽しんでいました。マイホームもほぼ完成したので、落ち着いたらまた良いアンテナを設置してアクティブに楽しもうと思っています。左の写真は固定局の144MHz帯から1200MHz帯のグランドプレーンアンテナと、430MHz帯の八木アンテナです。1.9MHz帯から29MHz帯のアンテナは、ワイヤーを20mほど張ってカップラーでチューニングしています。無線局は固定局と4台の車の移動局、登山中はハンディー機を持ち歩いて運用しています。私たちが管理している屋久島レピータ局(中継局)もよく利用しています。

 HAMを始めてから随分友達の輪が広がりました。今使っているユニック付2トン車もHAMの友人から譲っていただきましたし、倭賢の着る服などもHAMの友人たちから随分頂きました。パソコン関係でも随分お世話になっています。関東にいた頃は主に1200MHz帯の東京霞ヶ関レピータ局、赤坂レピータ局をお借りして、そこで知り合った友人たちとアクティブに交信を楽しんでいました。

 無線が使えるとちょっとした連絡を取るにも便利です。大然の母もこちらに移住する前に免許を取ってきました。
     

固定局
   左の写真は以前住んでいた借家の固定局の様子です。左のパソコンはMS-DOSだけで動いている少し古い機種で、ハムログ(HAM交信管理プログラム)、パケット通信(HAMの電波を使ったパソコン通信)などで使用していました。右下は1.9MHz帯から29MHz帯の無線機で、その上が144MHz帯から1200MHz帯の無線機、その上にTNC(無線機とパソコンにつなぎパケット通信等に使用)、電鍵(モールス通信に使用)、TNCの上にローテーター(アンテナの向きを変える機械)のコントローラーなど、所狭しと並んでいました。
     

QSL card
   左の写真はQSLカード(交信証)というもので、HAMが交信したことを証明するために、交信した相手局に送る(渡す)カードです。ただし多くの局と交信した場合、各局に送っていたのでは郵送料などもばかにならないので、通常はJARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)に一括して送り、各局に転送してもらいます。

 写真右上が交信証明欄で、相手局のコールサイン、移動地、RST{了解度、信号強度、音調(電信のみ)}、自局のコールサイン、移動地、無線機および出力、アンテナの型式および地上高、そして交信した年月日、時間、周波数、電波型式などを記入します。

 交信証明欄以外は、公序良俗に反するものでない限り、自由に文字、絵、写真などを入れたり、ステッカーなどを貼ることが出来ます。左の写真はすべて私達のカードで、左上は津守浦でスキンダイビングをした時の写真、右下は四瀬でスキンダイビングをした時の写真、左下はヤクシマシャクナゲとサクラツツジの写真をそれぞれ使用し、更に地域を表わす記号、私たちのコールサイン、標語などを入れて作ったオリジナルカードです。

屋久島レピータ局管理団体JP6YHJ   屋久島アマチュア無線クラブJF6ZZF