2009年度災害救助犬ネットワーク認定審査会 | ||||||||
2009年10月23日(金)〜25日(日)、富山市立山山麓スキー場に於て、2009年度災害救助犬ネットワーク認定審査会が開催されました。30チームが審査を受け、23チームが合格しました。審査委員長は堀内壽子氏、審査員は池澤清隆氏、大原茂雄氏、鈴木勝俊氏等9名、顧問には坂井貞雄氏、他進行、要員、ヘルパー、運営等総勢35名のスタッフが務めました。屋久島救助犬協会からは木下大然&雲居の雁(2世)チームが審査を受けました。 |
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2009年度災害救助犬認定審査規定 |
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瓦礫捜索は集落の中の空き地を利用して行われました。指導手は動ける範囲が限られているので、離れたところから犬を操作して建物や瓦礫の中を捜索します。雁は2人のヘルパーを発見しました。 平地捜索はスキージャンプ競技場の着地斜面で行われました。指導手と犬が斜面左側のグレーチング状の階段を上り、指導手の号令によって犬は急斜面を横切り、更に斜面右側のグレーチング状の階段を横切ってその先の藪を捜索します。指導手は左側の階段から斜面に降りるところまでは許されていますが、その先には行けません。今回はかなり高度な内容だったので、時間内にヘルパーを捜し出せた犬は10頭だけでした。雁は右側の階段の先までは行きましたが、残念ながらヘルパーを捜し出すまでには至りませんでした。 平地捜索、瓦礫捜索とも3人のヘルパーが隠れ、制限時間はそれぞれ10分でした。 服従、障害物通過は山野スポーツセンター(宿泊所)前の広場で行われました。雁は授乳中ということもあり少し動きが鈍かったのですが、きちんと号令をきいて全ての作業をこなしました。審査員は雁のだらりと垂れた乳房を見て「ホルスタインみたいだね」と言っていました。 |
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瓦礫捜索の審査を受ける大然&雁チーム |
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