1998年8月14日
尾之間
  カメノテ
<亀の手>
Pollicipes mitella

[甲殻綱蔓脚亜綱完胸目ミョウガガイ科]

分布:北海道西南部〜マライ諸島

 潮間帯岩礁の割れ目に群生し、寄せ波によって運ばれるプランクトンを蔓脚を広げて受け止めて食べる。頭状部は30個程の大小の殻板でつつまれ、柄は多数の鱗片で覆われる。全長3〜7cm。雌雄同体。屋久島、隠岐、八丈島などでは食用にする。スペインでは高級料理の食材。

その他(水生動物)のトップへ