1998年10月10日
ウィルソン株付近
  クチベニタケ
Calostoma japonicum P. HENN

[フクキン目ニセショウロ亜目クチベニタケ科クチベニタケ属]

分布:日本特産

 夏から秋、山中の裸地上に群生、あるいは点々と発生する。子実体は頭、茎の2部からなり、高さ2〜3cm。頭部は球形で頂端に星形に裂けた小さい口を開く。口は朱色に縁どられ、口紅を付けたおちょぼ口の様である。皮は飴色で表面に白い粉をふく。茎は飴色で細いひも状の菌糸が10数本たばになっている。頭部は成熟すると淡いクリーム色の粉(胞子)で満たされる。

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