自家用水力発電施設

 1999年5月1日〜5日および10月7日〜9日、愛知県から水力発電機の設置と調整のため、電気技術者の石田さんに来ていただきました。彼は、私達が縄文杉ガイドで知り合ったお客様から紹介していただきました。

 水量と落差に合わせて水車の羽根車を少しずつ削り、調整していきました。羽根車の幅を 13.5mm → 9.5mm → 7mm → 6.5mm → 6.25mm → 5.9mm → 5mm と削っていき、ようやく水量が間に合うようになりました。現在、発電のために浄水場のオーバフローを使っています。しかし、この水量では考えたほど電力は出ませんでした。そこで近くの川から水を引き、水量を増やすことにしました。その後でもう一度幅の広い羽根車を作ってもらう予定です。

羽根車を調整する石田さん


(1999年5月5日撮影)
 


 こちらが石田さんの会社です。
エレクトリックイシダ(リンク)
エレクトリックイシダ
 
羽根車


(1999年5月4日撮影)

 現在の水量では発電量もそれほど多くなく、色々とメンテナンスも必要ですが、その方が電気の有難味が分って良いかも知れませんね。


水車小屋平面図(単位=mm)

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