無農薬国産小麦粉を主材料につくる天然酵母パン「ふくろうのパン」と、店主並河真知子(なびかまちこ)さんのご紹介


















なびか農園
ふくろうのパン
レンガ造りの見事なパン焼き釜。釜の上には店の人気者“金太郎”が、脇には大然の相棒“雲居の雁”が居座る。
 鹿児島県南九州市川辺町(みなみきゅうしゅうしかわなべちょう)のはずれ、静かな農園の中に、並河真知子(なびかまちこ)さんが営む天然酵母パンの店「ふくろうのパン」があります。店のほぼ中央には、レンガ造りのアンティークな雰囲気が漂うパン焼き釜があります。パンを焼く時は、前日の晩から釜に火を入れて、翌朝おきびにしてから夕方までパンを焼き続けます。店の名の由来は、真知子さんが夜になると仕事を始めるので、娘さんたちから「お母さん、フクロウみたい」と言われたことがきっかけだそうです。釜には温度計が付いていないので全て勘!農業用の噴霧器を利用した手動スチーム。温度に合わせながら焼くものを変えていき、最後にクッキーを焼きます。重労働なので週2回しか焼きません。
 真知子さんは将来、ここで自然食レストランを開きたいという素適な夢をお持ちです。
〒897-0201 川辺町神殿(かわなべちょうこうどの)4543-4
TEL/FAX 0993-56-6556

≪ふくろうのパン取扱店≫
川辺やすらぎの郷
地球畑西田店
九州のムラ市場

≪並河真知子さんお奨めの本≫
とても普通の人たちベリーオーディナリーピープル浦河べてるの家から
(浦河べてるの家ウェブサイト)

火力は地元産の薪だけ
 
焼きあがったパンを釜から出す
 
釜に入れる直前のパン生地

フランスパン
 
レーズンくるみパン
 
クッキー数種

食パン
 
紫いもパン(小)
 
紫いもパン(大)
 付近には、平安から明治までの歴史を物語る、溶結凝灰岩の大きな岩壁に彫られた「磨崖仏(まがいぶつ)」や、1日6千トンの水量を誇り、地域住民の飲料水、生活用水、農業用水として利用されてきた「清水の湧水」など、たくさんの見所があります。

磨崖仏群
 
磨崖仏脇の美味しい湧水
 
清水の湧水
 川辺町は、焼却灰のダイオキシン類無害化に成功を修め、更に無害化した焼却灰をレンガにして有効活用していることでも知られています。
隠し逃げず、廃棄物対策に取り組んだダイオキシン無害化の川辺町


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