「雲居の雁」姫屋久島へ |
いよいよ私達も救助犬を始めることになりました。昨年11月の救助犬キャンプで知り合った甲斐犬“すぐり”の子を譲っていただけることになったのです。まずはすぐりとその飼主の住む長野県小諸市に向け車を走らせました。せっかくなら旅も楽しもうと、大然、香里、倭賢の3人であちこち寄道しながらのんびりドライブをしました。2月2日の夜にすぐりの飼主、山下さんの家に着き、いろいろと教えていただきながら一晩お世話になりました。 |
3日は山下さんと共に東京に住むすぐりのお嫁さん、メルーの家を訪ねました。すぐりと“メルー”の間に出来た子供たちもこちらにいます。既に1頭は貰われていきましたが、残る3頭の中から一番救助犬に向いていそうな子犬を山下さんに選んでいただきました。その子は雁(かり)という名の女の子です。血統登録名は「雲居の雁(くもいのかり)」で、源氏物語からとったものだそうです。 |
左から雁、メルー、すぐり (2001年2月3日) |
浜松の中田島砂丘にて (2001年2月5日) |
東京からの帰り道もまた、ゆっくり寄道しながら帰ってきました。雁にとってはいきなりの長旅となりましたが、これも雁にとっては貴重な体験となったことでしょう。きっとこれからの訓練にも活かされると思います。 |
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