1998年10月20日
大王杉付近
  スギヒラタケ
Pleurocybella porrigens (FR.) SING.

[ハラタケ目シメジ科スギヒラタケ属]

分布:北半球温帯以北

料理:すき焼き、すまし汁、豆腐汁、けんちん汁、バター炒め、キノコ飯、丼物、焼き飯、天ぷら、フライ、野菜炒め、卵とじ、土瓶蒸し、カレーライスの具、あんかけなど

保存:乾燥、冷凍、塩漬け、瓶詰、うのはな漬け

 夏〜秋に針葉樹、特にスギの切株、倒木上に多数重なりあって生える。傘は殆ど無茎で初めほぼ円形であるが、次第に成長して耳型〜扇型、或いはへら形となり、径2〜6cm程。表面は白色、基部には毛があり、縁は内側に巻く。肉質は薄く白色。ひだは幅狭く極めて密生し、しばしば分枝する。香りにはちょっと乏しいが、歯切れ、口当りともに良く、収量が多いので一般に親しまれる。紛らわしい毒菌は無い。

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