雲居の雁
雲居の雁

 2000年12月8日、東京都東久留米市生まれ。長野県小諸市に住む救助犬の父犬「勝友(通称:すぐり)」と、東京都東久留米市に住む家庭犬の母犬「桜夜姫(通称:メルー)」との間に生まれた生粋の甲斐犬(♀)。天然記念物として甲斐犬愛護会に登録。2003年および2004年、富山県婦負郡山田村(現富山市)で行われた(旧)全国災害救助犬協会審査会に参加し好成績を修め合格。2005年、熊本県相良村で行われた九州救助犬協会審査会に参加し好成績を修め合格。またエコツアーに同行して救助犬の広報、宣伝のために一役買っている。ツアー参加者や周りの観光客からは雁がいることで場が和む、癒されると大変喜ばれている。リーダーに対しては絶対服従で、他人に対しては基本的にフレンドリーだが馴れ馴れしくはない。母の父「八丁の乱」は愛護会第100回展壮犬牡の部2席、母の異母妹「万騎の一華」は愛護会第118回展未成犬牝の部3席他、近親の賞歴等多数あり。2006年2月4日没。

雁の健康管理と訓練日誌

【犬名】血統登録名=雲居の雁(くもいのかり) 呼び名=かり
【毛色】黒虎毛(黒約9割、茶約1割)
【肩高】48cm
【体重】約19kg
【尾型】差尾
【特技】被災者、遭難者を捜し出してワンワン吠えて知らせる。屋久島の急峻な山、沢にも十分適応しており、角度60°の梯子でも上り下りできる。水泳も得意。
【嗜好】ドッグフード、魚、パン。
【犬籍登録・所属団体】(旧)全国災害救助犬協会、甲斐犬愛護会屋久島救助犬協会
【出動・実績】2003年8月15日、屋久島の白谷雲水峡で増水のため沢を渡れず救助を求めていた人2名を発見・救助。2004年10月23日、富山での審査会の最中に新潟県中越地震が発生し出動(途中で待機したまま解散)。


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