原子力問題学習会(浅石紘爾弁護士を囲んで)

 5月27日午後7時半から屋久町の安房公民館にて、浅石紘爾弁護士を囲んで、原子力問題についての学習会が開かれました。浅石さんは青森県八戸市在住で、下北半島六ヶ所村の核燃料サイクル施設に反対する「核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団」の代表を務めておられます。核施設の危険性を15年以上に渡って訴えつづけ、日本で最も原子力に詳しい弁護士の一人です。六ヶ所村での反対運動は、前村長土田浩氏のうらぎりや、ゼネコンがらみの大きな推進派を前に難航しながらも、15年間続けられてきました。その辺の詳しいお話を聞くことにより、熊毛地域での反対運動の大きな励みとなり、これからの運動のあり方を再確認することができました。

〔共催〕
核施設はいらない島民の会・上屋久町
核廃棄物の中間貯蔵施設をつくらせない市町村議員住民連絡会
浅石弁護士プロフィール

 1940年東京生まれ。中央大学法学部卒業。青森県弁護士会会長、日弁連公害対策・環境保全委員会委員。八戸市「死の灰を拒否する会」代表世話人。ご本人によれば「業務は半分、残りの半分は反核燃運動に捧げ、仕事は弁護士の妻にシワ寄せの連続」だそうです。

核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団

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