県議会傍聴と知事の意向確認

 9月28日、鹿児島県議会企画建設委員会で、私達が19日に提出した陳情書が採択されました。それを受けて10月3日、島民の会から代表3名、住民連絡会から代表1名が鹿児島市の県庁に赴き、県議会本会議を傍聴しました。また知事がこの採択を受けてどのように考えているか、その意向を確認しようと思いましたが、知事は多忙のため会えませんでした。かわりに地域政策課に会い、「そちらの意向は分りました。知事に伝えておきます。」との返答を頂きました。その後各会派を回り、採択されたことに対するお礼を述べ、挨拶をしてきました。

地政第147号
平成12年10月2日
(地域政策課扱い)
核施設はいらない島民の会・上屋久町
代表 朝比奈 敏子 様
鹿児島県知事 須賀 龍郎
陳情書について(回答)
さきに「種子島への使用済み核燃料中間貯蔵施設立地反対について」の陳情をいただきましたので、下記のとおり回答します。
記
陳情書にあります種子島へ使用済燃料の中間貯蔵施設を建設するという話は、県として全く聞いていないところであり、種子島において、そのような施設を誘致する考えはありません。   陳情第3031号熊毛地域における中間貯蔵施設立地に反対する陳情
上記は、平成12年第3回鹿児島県議会定例会において次のとおり決定されましたので御通知いたします。
採択
平成12年10月3日
鹿児島市鴨池新町10番1号
鹿児島県議会事務局長

 一方この議会では、川内原発の増設の可能性を探る、環境影響調査の促進陳情35件が採択され、反対派の陳情25件については、調査反対を求める項目が不採択となりました。これにより川内原発増設の可能性が一層強まったと言えるでしょう。

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