十島村の緊急署名に協力

 十島村の住民が「核廃棄物の中間貯蔵施設をつくらせない村民の会」を立ち上げ、12月の村議会へ提出する陳情書に添えるため、種子・屋久の1市2町で制定したような核物質拒否条例の制定を求める署名運動をはじめました。1999年以来、種子島を候補地に攻防が続いた使用済み核燃料中間貯蔵施設誘致問題で推進派が形勢不利と見たのか、奄美とのあいだに点在するトカラ列島(鹿児島郡十島村)に候補地探しのターゲットを移す兆候が見えたからです。種子島の誘致工作を先導したブローカーや、十島村および種子島の建設業者がヘリコプターで物色に飛びまわったり、村会議員たちを原発への無料見学ツアーに誘ったりという、確かな動きがありました。

 十島村は、主に6つの有人島と2つの無人島からなり(その多くが活火山!)、村役場も議会も鹿児島市内にあって、住民の目がとどかないところで行政が進みやすい形態です。候補地物色や見学ツアー斡旋の事実を踏まえ、いくつかの島の村民有志が連携して、予防措置としての条例制定運動をはじめました。

 「島民の会」ではそれを受け、有志で協力することになりました。お蔭様で僅か2週間足らずで4000名近い署名が当サイト管理者の元に届けられました。更に「屋久島」、「種子島」、そして「十島村」の方々の署名がこれに加わり、全部で7210名もの署名が集まりました。

十島村への署名とともに届いたメッセージ

十島村についてのご質問等は下記まで

核廃棄物の中間貯蔵施設をつくらせない村民の会
代表  長沢 哲夫
事務局 矢沢 孝雄
十島村諏訪之瀬島50番地
TEL&FAX 09912-2-2326
yt-suwanose@ml.j-bee.com

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